【世界遺産アーカイブ】ケープ植物区保護地域群

ケープ植物区保護地域群の詳細記事です。

概要

ケープ植物区保護地域群

ケープ植物区保護地域群は、南アフリカ共和国の西南端に位置し、世界で最も豊かな植物多様性を持つ地域の一つです。地球上の6つの植物区系(フロラ)の中で最小でありながら、その多様性は驚異的で、約9,000種の維管束植物のうち約70%が固有種です。特に「フィンボス(Fynbos)」と呼ばれる硬葉低木林が特徴的で、プロテア、エリカ、レストーといった独自の植物群が景観を彩ります。生物多様性のホットスポットとしてだけでなく、火災に適応した独特の生態系進化を研究する上でも極めて重要な自然遺産です。

ケープ植物区保護地域群
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画像提供: パブリックドメインQ:著作権フリー画像素材集
構成資産 / 登録地点
カーステンボッシュ国立植物園南アフリカ共和国 ケープタウン ニューランズ ロードス・ドライブ
テーブルマウンテン国立公園南アフリカ共和国 西ケープ州 ケープタウン
ケープ・ポイント(喜望峰保護区)南アフリカ共和国 西ケープ州 ケープ半島南端

登録基準

ケープ植物区保護地域群
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自然遺産

陸上・淡水域・沿岸・海洋の生態系や動植物群集の進化、発展において、重要な進行中の生態学的過程又は生物学的過程を代表する顕著な見本である。

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自然遺産

学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する絶滅のおそれのある種の生息地など、生物多様性の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。