概要
エジプト最南部、ナイル川流域に位置する古代エジプト文明の壮大な遺跡群。ラムセス2世が築いた巨大なアブ・シンベル神殿や、イシス女神を祀るフィラエのイシス神殿などが含まれる。1960年代のアスワン・ハイ・ダム建設による水没の危機に際し、ユネスコによる国際的な救済キャンペーンが展開され、遺跡を解体・移築するという前代未聞のプロジェクトが成功した。これが後の世界遺産条約誕生のきっかけとなった。
構成資産 / 登録地点
アブ・シンベル神殿エジプト・アラブ共和国 アスワン県 アブ・シンベル
フィラエのイシス神殿(アギルキア島)エジプト・アラブ共和国 アスワン県 アスワン南部ナイル川内
カラブシャ神殿(ニュー・カラブシャ)エジプト・アラブ共和国 アスワン県 アスワン・ハイ・ダム近郊
登録基準
i
文化遺産
人間の創造的才能を表す傑作である。
iii
文化遺産
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
vi
文化遺産
顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
トラベル情報
ベストシーズン
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
エジプトの冬にあたるこの時期は、日中の気温が20°C〜25°C前後と非常に過ごしやすく、遺跡巡りに最適です。夏場(6月〜8月)は40°Cを優に超える極端な酷暑となるため、屋外での観光は非常に困難です。
滞在時間
1〜2日
1〜2時間数時間半日1日数日
アスワンを拠点に、フィラエ神殿を見学するのに半日、飛行機または長距離バスでアブ・シンベルへ移動し往復・見学するのにさらに半日から1日必要です。アブ・シンベルで1泊し、夜の音と光のショーを鑑賞するプランも人気です。
混雑度
高
世界的に極めて有名な観光地であり、特にアブ・シンベル神殿はクルーズ船や観光バスの到着に合わせて午前中に非常に混雑します。毎年2月と10月の「太陽の祭」の時期は、世界中から観光客が殺到しピークに達します。
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