概要
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朝鮮王朝の王墓群は、1392年から1910年にわたる朝鮮王朝の歴代王と王妃の墓所である。510年という長期にわたる一王朝の王墓がほぼ全て完全な形で保存されている点は世界的に見ても稀有である。儒教の礼法に基づいた厳格な配置、周囲の地形を活かした風水思想、そして石像や建築物に見られる芸術性の高さが特徴である。現在も命日には伝統的な祭礼が行われており、無形遺産としての側面も併せ持っている。
登録基準
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
春は新緑やツツジ、秋は紅葉が美しく、王墓を囲む豊かな自然を満喫できる。夏は非常に暑く、冬は冷え込みが厳しいため、気候が穏やかな春秋が散策に最適である。特に5月に行われる宗廟大祭の時期に合わせた訪問も推奨される。
滞在時間
2〜3時間
主要な墓所一つをじっくり巡る場合の目安である。特に人気の高い「宣陵・靖陵」などは都心にありアクセスが良いが、広大な敷地を歩くため歩きやすい靴が必要である。複数の王墓を巡る場合は1日がかりの行程となる。
混雑度
低〜中
ソウル市内の宣陵などは平日の昼休みや週末に市民の憩いの場として賑わうが、郊外の墓所は非常に静かである。広い敷地のため、観光客が多くても混雑を感じることは少なく、落ち着いて参拝や見学が可能である。
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