概要
画像提供:-
北極海(チュクチ海と東シベリア海の間)に浮かぶランゲル島とヘラルド島からなる自然保護区です。厳しい気候にありながら、第四紀の氷河期にも完全に氷に覆われなかったため、マンモスの最後の生息地となったことでも知られています。世界最大のホッキョクグマの繁殖地であり、タイヘイヨウセイウチの最大の集結地でもあるなど、北極圏における生物多様性の宝庫です。また、この地域特有の維管束植物や、この島でしか見られない固有種が数多く存在し、北極圏の進化プロセスを研究する上で極めて重要な場所です。
構成資産 / 登録地点
ランゲル島(自然保護区)ロシア、チュクチ自治管区、北極海
ヘラルド島ロシア、チュクチ自治管区、ランゲル島の東約70km
登録基準
ix
自然遺産
陸上・淡水域・沿岸・海洋の生態系や動植物群集の進化、発展において、重要な進行中の生態学的過程又は生物学的過程を代表する顕著な見本である。
x
自然遺産
学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する絶滅のおそれのある種の生息地など、生物多様性の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。
トラベル情報
ベストシーズン
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
北極圏の短い夏の間だけ、海氷が解けて船での接近が可能になります。この時期は白夜となり、ホッキョクグマやセイウチ、渡り鳥の観察に最適ですが、天候は非常に不安定で、許可を得た特別な遠征クルーズでの訪問が一般的です。
滞在時間
4〜7日
1〜2時間数時間半日1日数日
島へのアクセスは極めて困難で、ロシアの港から出発する専門の探検クルーズ船を利用する必要があります。島内での滞在は気象条件や海氷の状況に大きく左右されるため、余裕を持ったスケジュールが組まれます。
混雑度
低
年間訪問者は数百人程度に限られています。厳しい入域制限があり、ロシア政府の許可を受けた認定ツアーでしか訪れることができない、世界で最も訪問が困難な遺産の一つです。
いいねやシェアが励みになります!