ナハル・メアロットの詳細記事です。
概要
人類の進化を示すカルメル山の遺跡:ナハル・メアロット/ワディ・エルムガーラ渓谷の洞窟群
イスラエル北部のカルメル山西斜面に位置する、タブン、ナハル、スフル、エル・ワドの4つの洞窟からなる遺跡群。50万年間にわたる人類の進化、生活様式、環境の変化を記録した極めて稀な場所である。旧石器時代前期から後期にかけ、ホモ・サピエンス(現生人類)とネアンデルタール人が共存、あるいは交互に居住していた証拠が残されており、狩猟採集から農業定住(ナトゥフ文化)への移行期を示す重要な遺構や埋葬跡も発見されている。

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構成資産 / 登録地点
ナハル・メアロット国立公園イスラエル ハイファ地区 カルメル山南麓(国道4号線沿い)
タブン洞窟イスラエル ハイファ地区 ナハル・メアロット内(最下層の洞窟)
エル・ワド洞窟イスラエル ハイファ地区 ナハル・メアロット内(ナトゥフ文化の埋葬跡)
登録基準
人類の進化を示すカルメル山の遺跡:ナハル・メアロット/ワディ・エルムガーラ渓谷の洞窟群
iii
文化遺産
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
v
文化遺産
あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)