ウム・エル-ラサス(キャストロ・メファ)

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概要

01文化遺産
UNESCO ID1093

ウム・エル-ラサス(キャストロ・メファ)

画像提供:-

ヨルダン中部に位置する考古遺跡で、元々はローマ軍の軍営地(キャストロ)として築かれました。3世紀末から9世紀にかけてのローマ、ビザンツ、初期イスラム期の遺構が混在しており、特に「聖ステパノ教会」に残るパレスチナ・ヨルダン地域最大級のモザイク床画は、当時の主要都市が描かれた極めて貴重な資料です。キリスト教とイスラム教の共生を示す証拠や、隠遁生活に使われた高さ約15メートルの「柱の塔」など、特異な宗教的景観を今に伝えています。

構成資産 / 登録地点
ウム・エル-ラサス 考古遺跡ヨルダン・ハシミテ王国 マダバ県 ウム・アッ=ラサース
聖ステパノ教会(モザイク床画)ヨルダン・ハシミテ王国 マダバ県 ウム・アッ=ラサース遺跡内
柱の塔(スタイライトの塔)ヨルダン・ハシミテ王国 マダバ県 ウム・アッ=ラサース遺跡北側

登録基準

i
文化遺産

人間の創造的才能を表す傑作である。

iv
文化遺産

歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。

vi
文化遺産

顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。

トラベル情報

ベストシーズン

砂漠地帯に位置するため、酷暑を避けた春と秋が最適です。特に春は気候が穏やかで、周辺の乾燥した大地にわずかな緑や花が見られることもあり、遺跡の散策を快適に楽しむことができます。

滞在時間

1.5〜2.5時間

主要な見どころである聖ステパノ教会のモザイク画や、離れた場所に立つ柱の塔を巡るには2時間程度が適当です。遺跡内は足場が不安定な箇所も多いため、移動には余裕を持たせるのが理想的です。

混雑度

ペトラやジェラシュといった著名な遺跡に比べると訪れる観光客は少なく、静かに見学できることが多い穴場のスポットです。団体ツアーと重ならなければ、壮大なモザイク画を独占できることもあります。

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