ウム・エル-ラサスの詳細記事です。
概要
ウム・エル-ラサス(キャストロ・メファ)
ヨルダン中部に位置する考古遺跡で、元々はローマ軍の軍営地(キャストロ)として築かれました。3世紀末から9世紀にかけてのローマ、ビザンツ、初期イスラム期の遺構が混在しており、特に「聖ステパノ教会」に残るパレスチナ・ヨルダン地域最大級のモザイク床画は、当時の主要都市が描かれた極めて貴重な資料です。キリスト教とイスラム教の共生を示す証拠や、隠遁生活に使われた高さ約15メートルの「柱の塔」など、特異な宗教的景観を今に伝えています。

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構成資産 / 登録地点
ウム・エル-ラサス 考古遺跡ヨルダン・ハシミテ王国 マダバ県 ウム・アッ=ラサース
聖ステパノ教会(モザイク床画)ヨルダン・ハシミテ王国 マダバ県 ウム・アッ=ラサース遺跡内
柱の塔(スタイライトの塔)ヨルダン・ハシミテ王国 マダバ県 ウム・アッ=ラサース遺跡北側
登録基準
ウム・エル-ラサス(キャストロ・メファ)
i
文化遺産
人間の創造的才能を表す傑作である。
iv
文化遺産
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
vi
文化遺産
顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。