概要
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イスラエル南部のネゲヴ砂漠に位置する、ナバテア人によって築かれた香料貿易の拠点群。アラビア半島南部から地中海沿岸のガザ港まで、乳香や没薬を運んだ「香料の道」の一部である。ハルツァ、マムシト、アヴダト、シヴタの4つの都市遺跡に加え、砦や隊商宿(キャラバンサライ)、高度な水利システムが含まれる。紀元前3世紀から紀元後2世紀にかけて繁栄し、砂漠という過酷な環境下で都市文明を維持したナバテア人の優れた適応力と技術を証明している。
登録基準
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
砂漠地帯に位置するため、夏季は極端な酷暑となり観光には適さない。冬から春先にかけては気温が安定し、歩きやすくなる。稀に発生する砂漠の洪水には注意が必要だが、空気が澄んで遺跡が美しく見える時期である。
滞在時間
4〜6時間
各都市遺跡が離れた場所に点在しているため、主要なアヴダトやマムシトを巡るだけでも移動を含め半日以上は必要。アヴダトの壮大な遺構やマムシトの復元された街並みをじっくり見るなら、時間に余裕を持つのが良い。
混雑度
低
イスラエルの主要な聖地や都市部から離れているため、観光客は比較的少なく、静寂の中で遺跡を楽しむことができる。ツアー団体が訪れることもあるが、敷地が広大なため混雑を感じることはほとんどない。
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