概要
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標高2,350mの高原に位置するサナアは、2,500年以上の歴史を持つ世界最古の居住都市の一つです。独特の装飾が施された「塔状住宅」が立ち並ぶ景観は、粘土で作られた外壁に白い石膏で幾何学模様が描かれ、まるで「お菓子の街」のような美しさを誇ります。イスラム教の布教における中心地でもあり、100以上のモスクや、1,000年前から続くスーク(市場)が今なお息づいています。
危機遺産
現在の状態
Heritage Status
登録基準
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)
顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
サナアは高原地帯に位置するため、年間を通じて比較的過ごしやすい気候ですが、11月から2月の冬季は特に空気が澄んでおり、散策に適しています。夏場は雨量が増え、午後に雷雨が発生することがあるため注意が必要です。
滞在時間
1〜2日
旧市街は広大で迷路のように入り組んでおり、バブ・アル・イエメン(イエメン門)からスーク、大モスクなどを巡るには丸一日以上必要です。夕暮れ時に塔状住宅の窓から漏れる明かりを眺める時間も含め、宿泊を伴う滞在が推奨されます。
混雑度
低
かつては多くの観光客が訪れていましたが、現在は国内の政情不安により外国人観光客の姿はほとんどありません。一方で、地元住民の生活拠点であるスーク周辺は常に活気に溢れており、市民による日常的な混雑が見られます。
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