セントキルダ

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概要

01複合遺産
UNESCO ID387

セントキルダ

画像提供: -

セント・キルダは、スコットランドのハイランド地方西方の北大西洋に浮かぶ孤立した群島です。イギリスで唯一、自然遺産と文化遺産の双方の登録基準を満たす「複合遺産」として登録されています。高さ300mを超えるヨーロッパ最大級の断崖絶壁には、シロカツオドリやニシツノメドリなど世界有数の海鳥の繁殖地となっています。また、約2,000年にわたり自給自足の過酷な生活を営んできた島民たちが、1930年に全島撤退するまで住んでいた石造りの集落跡が良好に残されており、人間と自然の極限的な共生の歴史を今に伝えています。

構成資産 / 登録地点
ヒルタ島(ヴィレッジ・ベイ)イギリス スコットランド アウター・ヘブリディーズ セント・キルダ群島 ヒルタ島
ボレー島とスタック・リーイギリス スコットランド アウター・ヘブリディーズ セント・キルダ群島(ヒルタ島の北東)
セント・キルダ・ビジターセンター(ヒルタ島内)イギリス スコットランド アウター・ヘブリディーズ セント・キルダ群島 ヒルタ島 ヴィレッジ・ストリート

登録基準

iii
文化遺産

現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

v
文化遺産

あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)

vii
自然遺産

最上級の自然現象、又は、類まれな自然美・美的価値を有する地域を包含する。

ix
自然遺産

陸上・淡水域・沿岸・海洋の生態系や動植物群集の進化、発展において、重要な進行中の生態学的過程又は生物学的過程を代表する顕著な見本である。

x
自然遺産

学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する絶滅のおそれのある種の生息地など、生物多様性の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。

トラベル情報

ベストシーズン

北大西洋の厳しい気象条件に左右されるため、海が比較的穏やかで上陸の可能性が高まる初夏がベストシーズンです。この時期は海鳥の繁殖期とも重なり、圧倒的な数の鳥たちが断崖を舞う壮観な景色を見ることができます。

滞在時間

4〜6時間

有人島だったヒルタ島への上陸ツアーが一般的です。石造りの家々が並ぶヴィレッジ・ストリートの散策や、断崖の上までのハイキングを含めると数時間の滞在が必要です。ただし、天候急変により滞在時間が短縮されることもあります。

混雑度

アクセスの難しさと上陸制限があるため、観光客の数は非常に限られています。一日数隻の小型ボートが到着する程度で、手付かずの大自然と静寂に包まれた集落跡をじっくりと見学することができます。

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