【世界遺産アーカイブ】アントニヌスの長城

アントニヌスの長城の詳細記事です。

概要

ローマ帝国の国境線

ローマ帝国の国境線は、2世紀の帝国全盛期における境界システム(リメス)を象徴する世界遺産です。イギリス北部のハドリアヌスの長城とアントニヌスの長城、そしてドイツを縦断する上ゲルマニア・レティカのリメスなどが含まれます。これらは単なる防衛壁ではなく、軍事施設、道路、監視塔、居住地が一体となった高度な境界管理システムであり、ローマ帝国の土木技術と戦略思想を今に伝えています。

ローマ帝国の国境線
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画像提供: -
構成資産 / 登録地点
ハドリアヌスの長城イギリス ノーサンバーランド ヘイドン・ブリッジ付近
アントニヌスの長城イギリス スコットランド セントラル・ベルト
上ゲルマニア・レティカのリメス(ザールブルク砦)ドイツ ヘッセン州 バート・ホンブルク

登録基準

ローマ帝国の国境線
ii
文化遺産

建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。

iii
文化遺産

現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

iv
文化遺産

歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。