敦煌の莫高窟

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概要

01文化遺産
UNESCO ID440

敦煌の莫高窟

画像提供:-

中国甘粛省の敦煌市にある、4世紀から14世紀にかけて築かれた仏教石窟寺院群です。鳴沙山の東の断崖に、南北約1,600メートルにわたって700以上の洞窟が掘られており、そのうち492の窟に精巧な彩色画と2,000体以上の彩色彫塑が残されています。1900年には「蔵経洞」から数万点の古文書が発見され、歴史・言語・宗教の研究における「敦煌学」を生みました。シルクロードを通じた東西文化交流の足跡を色濃く残す、世界最大級の仏教美術の宝庫です。

構成資産 / 登録地点
莫高窟(ばっこうくつ)中華人民共和国 甘粛省 酒泉市 敦煌市 莫高鎮 鳴沙山東麓
敦煌デジタル展示センター中華人民共和国 甘粛省 酒泉市 敦煌市 陽関大道
敦煌研究院中華人民共和国 甘粛省 酒泉市 敦煌市 莫高窟遺跡内

登録基準

i
文化遺産

人間の創造的才能を表す傑作である。

ii
文化遺産

建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。

iii
文化遺産

現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

iv
文化遺産

歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。

v
文化遺産

あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)

vi
文化遺産

顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。

トラベル情報

ベストシーズン

気候が安定する5月から10月が適しています。冬は極端に寒く、春は砂嵐の影響を受ける可能性があります。9月以降は果物が旬を迎え、涼しく快適に過ごせます。ただし、夏休み期間中は国内観光客で非常に混雑するため、時期の選択が重要です。

滞在時間

4〜6時間

一般公開されている洞窟をガイド付きで巡るのに3時間程度、さらにデジタル展示センターでの映像鑑賞や、追加料金が必要な特別窟の見学、敦煌研究院の展示館などを併せて回ると半日以上は必要です。砂漠の中にあるため、移動時間も考慮してください。

混雑度

中国でも屈指の人気観光地であり、特に夏季休暇や国慶節(10月上旬)などは猛烈な混雑となります。現在は遺跡保護と混雑緩和のため、1日の入場者数が厳格に制限されており、事前のオンライン予約が必須となっています。

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