概要
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イタリア北東部フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州に位置するアクイレイアは、紀元前2世紀に建設された古代ローマ帝国の巨大な国境要塞・極めて重要な港湾都市である。地中海交易の拠点として大いに栄え、帝国後期には4大都市の一つに数えられるほどの繁栄を誇った。また、最初期のキリスト教伝道の中心地でもあり、4世紀初頭に建立された総大司教座聖堂(バシリカ)には、当時のヨーロッパで最大規模を誇る見事な初期キリスト教のモザイク床がほぼ完全な形で残されている。中世の度重なる破壊により都市の大半が地中に埋もれたため、未発掘の考古学遺跡が広大に広がる「幻のローマ大都市」として極めて高い歴史的価値を持つ。
登録基準
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
北イタリアの気候が安定し、爽やかな風が吹く春と秋がベストシーズン。遺跡の大部分は屋外の広大な敷地に点在しているため、夏の強い日差しや冬の厳しい寒さを避けた季節の散策が最も適している。
滞在時間
3〜4時間
総大司教座聖堂内部の素晴らしいモザイク床画の見学、隣接する考古学博物館、および屋外のローマ港遺構やフォロ(広場)の遺跡を効率よく網羅して歩く場合、最低でも3〜4時間の滞在時間が必要となる。
混雑度
低〜中
隣のヴェネツィアやトリエステに比べると大都市の喧騒から離れており、普段は落ち着いて見学できる。ただし、聖霊降臨祭などの宗教行事がある時期や、週末の午前中は美術ファンや団体ツアーでやや賑わう。
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