【世界遺産アーカイブ】ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域

ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域の詳細記事です。

概要

ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域

イタリア南部カンパニア州にある、西暦79年のヴェスヴィオ火山の壊滅的な大噴火によって、一瞬にして地中に埋もれた古代ローマの都市遺跡群。大規模な商業都市として栄えた「ポンペイ」、高級リゾート地であった「エルコラーノ(ヘルクラネウム)」、そして壮麗な貴族の別荘が残る「トッレ・アヌンツィアータ(オプロンティス)」の3つの地域で構成される。大量の火山灰や火砕流が街を完全に密閉したため、建物、フレスコ画、モザイク画、さらには市民の日常生活の道具や衣服、食べ物、そして逃げ遅れた人々の生々しい痕跡までもが、約1700年の時を超えて奇跡的な保存状態で発掘された。古代ローマの都市社会や人々の暮らしをこれほど重層的かつ具体的に伝える遺跡は他に類を見ず、考古学史上最も重要な遺産の一つである。

ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域
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構成資産 / 登録地点
ポンペイ考古学公園(メイン遺跡)イタリア共和国 カンパニア州 ナポリ県 ポンペイ マリーナ通り(マリーナ門入口)
エルコラーノの遺跡(ヘルクラネウム)イタリア共和国 カンパニア州 ナポリ県 エルコラーノ レジーナ・マルゲリータ通り、75
トッレ・アヌンツィアータの遺跡(オプロンティス・ポッペアの別荘)イタリア共和国 カンパニア州 ナポリ県 トッレ・アヌンツィアータ セプルクリ通り

登録基準

ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域
iii
文化遺産

現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

iv
文化遺産

歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。

v
文化遺産

あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)