概要
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イタリア南部シチリア島にある、紀元前6世紀にギリシャの植民都市「アクラガス」として建設された古代都市遺跡群。マグナ・グラエキア(大ギリシャ)と呼ばれた地域のなかでも最も繁栄した都市の一つであり、通称「神殿の谷(ヴァッレ・デイ・テンプリ)」には、古代ギリシャのドーリア式建築の最高峰とされるコンコルディア神殿、ジュノー(ヘラ)神殿、ヘラクレス神殿など、驚くほど保存状態の良い壮麗な神殿群が立ち並ぶ。地中海世界におけるギリシャ人の芸術的・建築的、そして組織的先進性を今に伝える極めて貴重な考古学地域である。
登録基準
人間の創造的才能を表す傑作である。
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
シチリア島の温暖な春と秋がベスト。特に2月下旬から3月にかけてはアーモンドの花が満開になり、遺跡との美しい対比が楽しめる。夏の7・8月は日陰が一切なく極めて酷暑となるため避けるのが賢明。
滞在時間
3〜4時間
東側の高台にある主要な神殿群から西側の遺跡、および出土品が充実している「ピエトロ・グリッフォ地域考古学博物館」まで網羅してじっくり見学する場合、最低でも3〜4時間の滞在時間が必要となる。
混雑度
中〜高
シチリア島で最も人気のある世界遺産の一つであり、特に春の観光シーズンや週末の午前中は団体ツアーで大変混雑する。人混みや日中の暑さを避けるなら、開門直後の早朝か夕方の訪問がおすすめ。
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