概要
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イタリア南部シチリア島の中央部ピアッツァ・アルメリーナ近郊に位置する、4世紀初頭(ローマ帝国後期)の広大な高級別荘(ヴィッラ)の遺跡。地中海世界で最も広大かつ完璧な状態で保存されているローマ時代のモザイク床画を誇る。約3,500平方メートルに及ぶ床面が、アフリカでの猛獣狩りを描いた「大狩猟のモザイク」や、ビキニ姿の女性たちがスポーツに興じる「10人の処女のモザイク」、神話の場面など、極めて鮮やかで写実的なモザイクで埋め尽くされている。当時の支配階級(おそらく皇帝一族や最高位の貴族)の贅を尽くした暮らしぶりや、衣服、風俗、交易の広がりを具体的に証明する考古学的に第一級の遺産であり、1997年に世界遺産に登録された。
登録基準
人間の創造的才能を表す傑作である。
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
シチリア内陸部に位置するため、気候が穏やかな春と秋が最適。遺跡全体は近代的な保護シェルターで覆われており雨天でも見学可能だが、夏の7・8月はシェルター内部が非常に蒸し暑くなるため避けるのが無難。
滞在時間
2〜3時間
主要なモザイク床画(大狩猟の回廊、ビキニの女性たちの間、トリクリニウムなど)をキャットウォークから一通りじっくり鑑賞し、付属する浴場跡まで網羅して見学する場合、2〜3時間ほどあれば十分に満喫できる。
混雑度
中〜高
シチリア島を代表する人気遺跡の一つであり、観光シーズンや週末の午前中は団体ツアーで通路が大変混雑する。モザイクを間近で落ち着いて鑑賞したい場合は、開門直後の早朝か、15時以降の夕方の訪問が狙い目。
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