アブ・メナ

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概要

01文化遺産
UNESCO ID90

アブ・メナ

画像提供:-

エジプトのキマ・マリオット砂漠に位置する、初期キリスト教の聖地。4世紀初頭に殉教した聖メナス(マル・ミナ)の墓を中心に建設された。5世紀から6世紀にかけて、教会、バシリカ、修道院、洗礼堂、さらには遠方からの巡礼者を収容するための大規模な宿泊施設や医療施設が次々と造営され、一大巡礼都市として繁栄した。初期キリスト教建築と当時の巡礼文化の規模を伝える貴重な遺跡群である。

構成資産 / 登録地点
アブ・メナの古代巡礼都市遺跡(大バシリカ・洗礼堂跡)エジプト アレクサンドリア県 ブルグ・エル・アラブ南西 砂漠地帯
聖メナス修道院(現代の修道院)エジプト アレクサンドリア県 ブルグ・エル・アラブ アブ・メナ遺跡隣接地

危機遺産

現在の状態

Heritage Status

危機遺産

近隣の農業開発にともなう灌漑によって周辺の地下水位が急激に上昇し、粘土質の地盤が緩んだことで、大バシリカをはじめとする主要な遺構の損壊や地盤沈下、崩壊の危機に直面しているため。

登録基準

iv
文化遺産

歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。

トラベル情報

ベストシーズン

エジプトの冬にあたる11月から2月が比較的涼しく、遮るもののない砂漠の遺跡を快適に見学できる。5月から9月の夏季は40度を超える猛暑となり、熱中症のリスクが非常に高くなるため訪問は避けるべきである。

滞在時間

2〜3時間

遺跡の主要エリアである大バシリカや洗礼堂跡、聖メナスの墓がある地下遺構などを一通り徒歩で巡る場合、2時間から3時間あれば十分にその全容と建築構造を見学することができる。

混雑度

アレクサンドリアやカイロからのアクセスが不便な砂漠の中にあり、ツアーの定期ルートからも外れていることが多いため、観光客は非常に少なく年間を通じて静かに見学できる。

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