スマトラの熱帯雨林遺産

概要

01自然遺産
UNESCO ID1167

スマトラの熱帯雨林遺産

画像提供: -

インドネシアのスマトラ島に位置する、グヌン・ルセル、クリンチ・スブラット、ブキ・バリサン・セラタンの3つの国立公園から構成される連続型(シリアル)の世界自然遺産。総面積は約250万ヘクタールに及び、ジャングルにはスマトラオランウータン、スマトラトラ、スマトラゾウ、スマトラサイなど、絶滅の危機に瀕している世界的に貴重な固有種や哺乳類が生息している。世界最大の花ラフレシアなどの多様な植物相を育む卓越した生態系や、火山や湖が織りなす美しい景観を誇るが、環境破壊の深刻化により2011年に危機遺産リストに登録された。

構成資産 / 登録地点
グヌン・ルセル国立公園インドネシア アチェ州および北スマトラ州
クリンチ・スブラット国立公園インドネシア 西スマトラ州、ジャムビ州、ベンクル州、南スマトラ州
ブキ・バリサン・セラタン国立公園インドネシア ランプン州およびベンクル州

危機遺産

現在の状態

Heritage Status

危機遺産

密猟や森林の違法伐採、パーム油プランテーションなどのための農地拡大、および公園内を縦断する違法な道路建設計画による熱帯雨林の破壊と生態系の分断。

登録基準

vii
自然遺産

最上級の自然現象、又は、類まれな自然美・美的価値を有する地域を包含する。

ix
自然遺産

陸上・淡水域・沿岸・海洋の生態系や動植物群集の進化、発展において、重要な進行中の生態学的過程又は生物学的過程を代表する顕著な見本である。

x
自然遺産

学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する絶滅のおそれのある種の生息地など、生物多様性の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。

トラベル情報

ベストシーズン

乾季にあたる6月〜9月がベストシーズンです。雨が比較的少なく、ジャングルでのトレッキングや野生動物観察の環境が整います。ただし、熱帯雨林特有の突発的なスコールは通年で発生するため雨具の準備は必須です。

滞在時間

2日〜4日

広大な3つの国立公園に分かれており、各エリアが数百キロメートル離れているため、個別の公園を散策するだけでもそれぞれ2日〜4日が必要です。現地ツアーを利用し、オランウータン観察などをじっくり体験します。

混雑度

インフラが未整備でアクセスが非常に困難な未開の秘境であるため、一般の観光客の数は年間を通じて非常に少なく混雑度は低です。一部の拠点エリアを除き、大自然を静かに探検することができます。

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