概要
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エチオピア東部の高原に位置するハラール・ジャゴル(ジュゴル)は、13世紀から16世紀にかけてイスラム文化の重要な中心地として栄えた要塞歴史都市です。高さ約4メートルの堅牢な城壁に囲まれた旧市街には、82基のモスクや無数の聖廟がひしめき、イスラム教における「第4の聖地」とも称されています。アフリカ、インド、イスラムの建築様式が融合した独特の伝統家屋が並ぶ迷路のような細い路地は、一歩足を踏み入れると中世の活気ある交易都市へとタイムスリップしたかのような濃密な旅情をかき立てます。
登録基準
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
雨が少なくカラッとした心地よい気候が続く10月から3月が、歴史的な街並みを歩いて巡るベストシーズンです。この時期はサバンナ特有の爽やかな風が高原を吹き抜け、パステルカラーに彩られた伝統家屋の壁が青空にひときわ美しく映えます。日差しは非常に強いため、帽子や日焼け止めを必ず用意し、朝夕の比較的涼しい時間帯に散策するのが快適に過ごすコツです。
滞在時間
1日〜2日
城壁に囲まれた複雑な旧市街の迷路を巡り、伝統的なハラール様式の家屋の内部を見学するには、1日から2日をかけるのが最適です。ただ観光地を効率よく回るだけでなく、夕暮れ時に街の門の近くで行われる野生のハイエナへの餌付け(ハイエナ・マン)の儀式を間近で観察し、この地で数百年続く動物と人との奇妙な共生の歴史を肌で味わう時間を過ごせます。
混雑度
低〜中
主要都市から離れているため普段は外国人観光客が少なく、落ち着いた環境で独自の聖地の雰囲気を探索することができます。ただし、イスラム教の主要な祝祭(ラマダン明けの祭礼など)の時期には、国内外からの巡礼者で街中が大変な賑わいを見せます。静かに旅情を味わいたい場合は、これらの宗教行事の期間を外した平日の午前中に訪れるのがおすすめです。
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