バリ州の文化的景観:トリ・ヒタ・カラナ哲学に基づくスバック灌漑システム

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概要

01文化遺産
UNESCO ID1194

バリ州の文化的景観:トリ・ヒタ・カラナ哲学に基づくスバック灌漑システム

画像提供:-

インドネシアのバリ島に位置する、バリ・ヒンドゥー教の根幹をなす「トリ・ヒタ・カラナ(神・人・自然の調和)」の哲学に基づき、9世紀から千年以上受け継がれてきた伝統的な水利組織「スバック」による協同的かつ民主的な灌漑システム。火山湖であるバトゥール湖を水源とし、張り巡らされた運河、堰、トンネル、そしてそれらをつなぐ「水の寺院」群が一体となって、ジャティルイに代表される雄大なライステラス(棚田)の文化的景観を形成している。単なる農業技術ではなく、宗教儀礼と一体化した持続可能な生態系管理の傑出した見本である。

構成資産 / 登録地点
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院インドネシア バリ州 バンリ県 キンタマーニ
バトゥール湖インドネシア バリ州 バンリ県 キンタマーニ
ペクリサン川流域のスバック景観(ティルタ・エンプル寺院など)インドネシア バリ州 ギニャール県 タンパシリン

登録基準

iii
文化遺産

現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

v
文化遺産

あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)

vi
文化遺産

顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。

トラベル情報

ベストシーズン

乾季にあたる4月〜10月がベストシーズンです。雨が少なく天候が安定するため、ジャティルイなどの広大な棚田のトレッキングが快適に行えます。また、青空と鮮やかな緑の水田が織りなす絶景が最も美しい時期です。

滞在時間

1日〜2日

構成資産がバリ島の中北部の広大な範囲に点在しているため、主要な棚田と水の寺院を効率よく巡るだけでも1日〜2日が必要です。車をチャーターし、ジャティルイの広大な景観をじっくり歩いて体験するのが基本です。

混雑度

低〜中

バリ島は一大観光地ですが、棚田エリアは敷地が広大なため混雑度は低〜中と穏やかです。ただし、タマン・アユン寺院やティルタ・エンプル(ペクリサン川流域)などの人気寺院は日中に団体客で混雑することがあります。

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