概要
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西アフリカのベルデ岬沖に浮かぶカーボベルデのサンティアゴ島にある、大西洋をまたぐ最初のアフリカのヨーロッパ植民地となった歴史都市です。15世紀後半にポルトガルによって建設され、大航海時代における大西洋交易、そして悲劇的な大西洋奴隷貿易の主要な中継拠点として繁栄しました。当時の要塞や教会、さらし台が残る旧市街の石畳を歩くと、かつて富を求めた冒険家たちの野望と、歴史の荒波に翻弄された奴隷たちの哀愁が入り混じった、独特な大西洋の旅情が胸に迫ります。
登録基準
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
貿易風が吹き抜ける冬季から春季にかけては、乾燥して非常に過ごしやすく観光に最適な時期です。澄み渡る青い海と乾いた石造りの遺構が美しいコントラストを描き、快適に街を散策できます。日差しは通年で非常に強いため、日よけ対策とともに、16世紀のレアル・デ・サン・フェリペ要塞へ登るための歩きやすい靴を用意するのが現地を賢く楽しむコツです。
滞在時間
2〜3時間
中心部にある16世紀のペロリーニョ(さらし台)から、大聖堂の遺跡、そして高台にあるサン・フェリペ要塞へと巡るルートが効率的です。単に古い建築を眺めるだけでなく、かつて世界を揺るがした大航海時代の栄華と、奴隷貿易という人類の負の歴史が交錯する大西洋の十字路の空気をじっくりと五感で味わう時間を過ごしてください。
混雑度
低
ヨーロッパからのクルーズ船が寄港する日は一時的に人が増えますが、普段は非常に静かで混雑とは無縁ののんびりとした時間が流れています。平日の午前中に訪れれば、歴史的な石畳の町並みをほぼ独り占めでき、風の音と波の音だけに包まれる旅情を堪能できます。首都プライアから乗合タクシー(アルゲレール)を利用して朝一番に移動する計画が具体的でおすすめです。
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