コンソの文化的景観

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概要

01文化遺産
UNESCO ID1333

コンソの文化的景観

画像提供:-

エチオピア南西部の乾燥した丘陵地帯に位置するコンソの文化的景観は、先住民コンソ族が400年以上にわたり築き上げてきた、頑強な石積みの段々畑と要塞集落(パレタ)が織りなす極めて独特な景観です。厳しい環境での土壌流失を防ぐために斜面を埋め尽くす見事な石垣や、防御のために最大6重の石壁で囲まれた高台の集落など、高度な社会組織と独自の土地利用の知恵が今なお息づいています。また、死者を悼み英雄を讃える木彫りの人型像「ワカ」を立てるなど、世界でも稀な独自の精神文化を色濃く留めています。幾重にも重なる石壁の狭い路地を歩き、幾世代もの歴史を刻む世代交代の柱(オラヒタ)を見上げるとき、過酷な自然と共生しながら伝統を守り抜いてきた人々の驚異的な生命力が、力強い大地の土の香りとともに胸に迫ります。

構成資産 / 登録地点
コンソの文化的景観(ガモーレ集落)エチオピア 南エチオピア州 コンソ地方 カラティ

登録基準

iii
文化遺産

現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

v
文化遺産

あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)

トラベル情報

ベストシーズン

雨が少なく、未舗装路の移動が最も安定する乾季の10月から2月がベストシーズンです。この時期はカラッとした心地よい風が吹き、要塞のような美しい石造りの集落が青空のもとでひときわ鮮やかに映えます。サバンナ特有の強い日差しを遮る場所が少ないため、つばの広い帽子や日焼け止めを必ず用意していくことが、快適に散策を楽しむための秘訣です。

滞在時間

1日

代表的なガモーレ集落やドカトゥ集落など、数ある要塞集落の中から主要なポイントを地元ガイドとともにじっくり歩いて巡るには、1日を費やすのが最適です。単なる遺跡見学に留まらず、集落の中心にあるコミュニティハウス(モラ)の木陰でひと休みし、今も変わらずに続くコンソの人々の暮らしの営みを肌で感じる、深い旅の時間を過ごせます。

混雑度

主要都市から離れた秘境に位置するため観光客の数は年間を通じて非常に少なく、落ち着いた環境で独自の文化的景観を探索できます。特定の曜日には周辺の町で大規模なマーケットが開かれて賑わうため、あえて市場の日を外した平日の午前中に集落を訪れると、静寂に包まれた伝統の旅情を独り占めすることができます。

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