サルーム・デルタ

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概要

01文化遺産
UNESCO ID1359

サルーム・デルタ

画像提供:-

セネガル大西洋岸、サルーム川の河口に広がる18万ヘクタール以上の広大な汽水域のデルタ地帯です。マングローブの森、塩性湿地、数々の島々が織りなす独特な自然環境であり、数千年にわたる人類の持続可能な貝類採集の歴史を伝える文化的景観でもあります。何世代にもわたり積み上げられた巨大な貝塚島や、そこに築かれた聖なる墓地が周囲の自然と見事に調和しています。手漕ぎの伝統舟ピローグに揺られながら、マングローブの迷路を抜け、何世紀も前の人々の営みが堆積した貝塚に佇むと、遥かなる時と自然の生命力が五感に染み渡ります。

構成資産 / 登録地点
サルーム・デルタセネガル共和国 ファティック州・カオラック州
ジョアル=ファディウ(貝塚の島)セネガル共和国 ティエス州 ムブール県 ジョアル=ファディウ

登録基準

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文化遺産

現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

iv
文化遺産

歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。

v
文化遺産

あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)

トラベル情報

ベストシーズン

雨が降らずカラッとした気候が続く乾季が、ボートでの探索や島々を巡る街歩きに最適なベストシーズンです。この時期はヨーロッパなどから数多くの渡り鳥が飛来するため、自然の躍動感を最も身近に感じられ、夕暮れ時には静かな水面が黄金色に染まる美しい絶景を楽しめます。得する助言として、12月から2月頃は朝晩が思いのほか冷え込むことがあるため、早朝のボートサファリに参加する際は薄手のウィンドブレーカーを持参するのがおすすめです。

滞在時間

1日〜2日

伝統的なピローグ(木舟)でマングローブの迷路のような水路を巡り、歴史的な貝塚の島や野鳥の抱卵地を訪れる時間です。ただ景色を眺めるだけでなく、島に暮らす人々の伝統的な漁労文化に触れ、獲れたての魚介類を味わいながら、時計の針が止まったかのような独自の時間を肌で体験するのが醍醐味と言えます。効率的に回るには、鳥や野生動物が活発に動き出す早朝にボートツアーを予約し、日中の強い日差しは島内での休息や文化体験に充てるのが賢明です。

混雑度

観光地としての開発が限定的でアクセスにも時間を要するため、一般的な観光地のような大混雑とは無縁で、大自然の静寂と旅情を心ゆくまで満喫できます。ハイシーズンであっても他の観光客のボートとすれ違うことは少なく、プライベート感あふれる探索が可能です。混雑を避けてより深いロマンを味わうためには、デルタ内の村(ファディウやダンダンダディ等)のロッジに宿泊し、日帰り客が去った静寂のなかで、美しい夕日と水鳥の帰巣を独占するのが具体的な秘訣です。

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