【世界遺産アーカイブ】ゴンバデ・カーブース

ゴンバデ・カーブースの詳細記事です。

概要

ゴンバデ・カーブース

ゴンバデ・カーブースは、イラン北東部のゴレスターン州に位置する、高さ約53メートルの圧倒的な存在感を放つ巨大なレンガ造りの塔(墓廟)です。1006年にズィヤール朝の君主カーブース・イブン・ヴシュムギールによって建設されました。星型の10角形の平面を持ち、円錐形の屋根が載る独創的なデザインは、数学的・幾何学的な精密さの極みであり、千年以上もの間、大地震や過酷な気候に耐え抜いてきました。この塔は、イスラム建築における独自の墓廟建築の発展を示す極めて重要なマイルストーンであり、後のイランや中央アジアの建築様式に計り知れない影響を与えました。

ゴンバデ・カーブース
01
画像提供: -
構成資産 / 登録地点
ゴンバデ・カーブース(カーブースの塔)イラン、ゴレスターン州、ゴンバデ・カーブース、中央公園内

登録基準

ゴンバデ・カーブース
i
文化遺産

人間の創造的才能を表す傑作である。

ii
文化遺産

建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。

iii
文化遺産

現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

iv
文化遺産

歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。