概要
オーストリアの首都ウィーンの中心部に位置する、帝都としての歴史を色濃く残す地区です。中世の街並みをベースに、ハプスブルク家の統治下でバロック様式の宮殿や教会、そして19世紀後半の「リングシュトラーセ(環状道路)」沿いに建てられた豪華な歴史主義建築が共存しています。モーツァルトやベートーヴェンが活躍した音楽の都としての文化的価値に加え、都市計画の変遷を現代に伝える極めて重要な歴史地区です。
危機遺産
現在の状態
Heritage Status
ウィーン中心部近隣のインターコンチネンタルホテルを含む再開発計画において、景観のガイドラインを超える高層建築物の建設が予定されており、歴史地区としての優れた普遍的価値や都市景観の一体性が損なわれる危険性があるため
登録基準
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
気候が穏やかな初夏と秋が最も快適です。5月から6月は公園の花々が美しく、散策に最適です。また、11月後半から12月にかけては伝統的なクリスマスマーケットが開催され、冬ならではの幻想的な雰囲気を楽しめます。
滞在時間
1〜2日
中心部にシュテファン大聖堂やホーフブルク宮殿、数多くの美術館やカフェが密集しています。主要な観光スポットを巡り、ウィーン独自のカフェ文化を体験するには、少なくとも1泊2日程度の時間を確保するのが理想的です。
混雑度
高
世界的な観光都市であるため、年間を通じて多くの観光客で賑わいます。特にシュテファン広場周辺やホーフブルク宮殿は常に混雑しています。静かに鑑賞したい場合は、開館直後の美術館を狙うか、早朝の散策がおすすめです。
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