概要
画像提供:-
シャフレ・ソフテ(「炎上都市」の意)は、イラン南東部のシースターン・バルーチェスターン州に位置する、紀元前3200年頃に築かれた青銅器時代の巨大な都市遺跡です。ヘルマンド川の交易ルート沿いに栄え、高度な都市計画、居住区と工業区(土器やビーズの製造)の明確な分離、洗練された給排水システムを備えていました。この遺跡からは、人類最古の「義眼」や、絵付土器に描かれた「世界最古のアニメーション(躍るヤギ)」、最古のバックギャモン(盤上ゲーム)など、当時の極めて高度な文明と職人技術を示す画期的な遺物が多数出土しており、中央アジアにおける文明交差点の歴史を解き明かす鍵となっています。
登録基準
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
砂漠地帯に位置するため夏場は50度近くに達する猛烈な酷暑となり、強風(120日風)が吹き荒れます。そのため、気温が下がって非常に過ごしやすくなる冬の時期(11月から2月頃)が最適な訪問シーズンです。
滞在時間
2〜3時間
広大な敷地内には、居住区、職人街、広大な墓地などの遺構が点在しています。これらを見学し、出土品が展示されている敷地内の博物館を合わせてじっくり見て回るには、2〜3時間程度の時間が必要です。
混雑度
低
イランの最南東部という、主要な観光ルートから遠く離れた辺境に位置しているため、訪れる外国人観光客は極めて稀で、非常に静かです。混雑とは無縁の環境で、古代の広大な廃墟の雰囲気を独占できます。
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