南イラクのアフワール:生物の避難所と古代メソポタミア都市景観の残影

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概要

01複合遺産
UNESCO ID1481

南イラクのアフワール:生物の避難所と古代メソポタミア都市景観の残影

画像提供:-

南イラクのアフワールは、メソポタミア南部を流れるユーフラテス川とチグリス川の下流域に広がる、世界最大級の内陸デルタ(湿地帯)と、古代メソポタミアの主要都市遺跡から構成される複合遺産です。生物多様性の宝庫である3つの湿地(ハウィーザ湿地、中央湿地、ハムマール湿地)と、シュメール文明の重要な3つの都市遺跡(ウル、ウルク、エリドゥ)の計7つの資産で構成されています。乾燥した酷暑の環境下にあって極めて豊かな水環境を提供し、数千年にわたり独特の水辺の文化(湿地アラブの生活様式)を育んできた自然と文化の融合を示す極めて貴重な遺産です。

構成資産 / 登録地点
ウルの考古学都市(古代都市遺跡ウル)イラク共和国 ズィーカー省 ナーシリーヤ近郊
ウルクの考古学都市(古代都市遺跡ウルク)イラク共和国 ムサンナー省 サマーワ近郊
エリドゥの考古学都市遺跡(古代都市遺跡エリドゥ)イラク共和国 ズィーカー省 ナーシリーヤ南西

登録基準

iii
文化遺産

現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

v
文化遺産

あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)

ix
自然遺産

陸上・淡水域・沿岸・海洋の生態系や動植物群集の進化、発展において、重要な進行中の生態学的過程又は生物学的過程を代表する顕著な見本である。

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自然遺産

学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する絶滅のおそれのある種の生息地など、生物多様性の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。

トラベル情報

ベストシーズン

夏季は気温が50度近くに達する猛烈な酷暑となるため、観光や湿地巡りは困難です。比較的涼しく過ごしやすい冬季(11月から3月頃)が、野鳥観察や遺跡見学を快適に楽しめる最適なシーズンです。

滞在時間

1〜2日

広大な湿地帯でのボート移動や、互いに離れた場所にあるウルやウルクといった主要な考古学遺跡をじっくり巡るには時間がかかります。魅力を十分に体感するには、最低でも1泊2日以上の行程が推奨されます。

混雑度

近年のイラクの治安情勢やインフラ復旧の途上段階であること、またアクセスが容易ではないことから、一般的な外国人観光客は非常に少なく混雑しません。静かで広大な自然と古代の歴史を体感できます。

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