概要
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エチオピア北部に位置するアクスムは、紀元前1世紀頃から西暦10世紀頃にかけて、紅海交易を通じてキリスト教王国として繁栄を極めたアクスム王国の古都です。街の各所には、花崗岩の一枚岩から削り出された巨大なオベリスク(ステレ)や王墓、かつての宮殿跡などの壮大な遺構が残されています。エチオピア正教会の聖地でもあり、「聖契約の箱(アーク)」が安置されていると伝わる聖マリア教会を擁しています。夕暮れ時に高くそびえる謎めいた石柱群を見上げると、古代のアフリカで独自に花開いたキリスト教文明の栄華とスピリチュアルな熱気が、心地よい涼風とともに肌に伝わってくるような神秘的な情景に包まれます。
登録基準
人間の創造的才能を表す傑作である。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
雨が少なくカラッとした気候が続く10月から3月がベストシーズンです。特に11月下旬には聖マリア教会で大規模な「シオンの聖マリア祭」が開催され、白い衣装をまとった何千人もの巡礼者が集まる圧巻の光景を体験できますが、この時期は宿が満室になるため数ヶ月前からの予約が必須です。
滞在時間
1日〜2日
中心部に並ぶ巨大なオベリスク公園だけでなく、少し離れたエザナ王の碑文やシバの女王の浴場跡などを4WDで効率よく巡るには、1日から2日をかけるのが最適です。遺跡の石肌に刻まれた古代ゲエズ文字を間近で観察し、今なお信仰が生き続ける聖地の空気感を五感でじっくり味わう時間を過ごせます。
混雑度
低〜中
主要な宗教祭礼の時期を除けば観光客は比較的少なく、広大な遺跡群を自分のペースでゆったりと探索することができます。日中の強い日差しを避けるため、早朝の涼しい時間帯から回り始めると、静寂に包まれた広場でオベリスクの美しい影を写真に収めやすくなります。
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