ローマ帝国の国境線 - ドナウ川のリーメス(西側部分)の詳細記事です。
概要
ローマ帝国の国境線 - ドナウ川のリーメス(西側部分)
「ローマ帝国の国境線 - ドナウ川のリーメス(西側部分)」は、古代ローマ帝国が築いた大規模な国境(リーメス)のうち、ドナウ川沿いに設置された防衛線の一部です。ドイツ(バイエルン州)、オーストリア、スロバキアにまたがる約600kmの区間を対象としており、川そのものを自然の障壁として利用しながら、要塞、軍事キャンプ(カストラ)、監視塔、軍用道路などが配置されていました。帝国の軍事組織、インフラ開発、そしてローマ文化と非ローマ地域(バルバロイ)の交流の歴史を示す重要な遺産です。

01
画像提供: -
構成資産 / 登録地点
カルヌントゥム考古学公園(ペトローネル=カルヌントゥム)オーストリア共和国 ニーダーエスターライヒ州 ペトローネル=カルヌントゥム Hauptstraße 1A
キンツィング・カストラ遺跡ドイツ連邦共和国 バイエルン州 キンツィング マルクトプラッツ
パッサウ・ボイオドゥルム・ローマ博物館ドイツ連邦共和国 バイエルン州 パッサウ レーダーガッセ 2
登録基準
ローマ帝国の国境線 - ドナウ川のリーメス(西側部分)
ii
文化遺産
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
iii
文化遺産
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
iv
文化遺産
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。