【世界遺産アーカイブ】アペニン山脈北部の蒸発カルストと洞窟

アペニン山脈北部の蒸発カルストと洞窟の詳細記事です。

概要

アペニン山脈北部の蒸発カルストと洞窟

イタリア北部エミリア=ロマーニャ州のアペニン山脈北部に位置する、世界で最も保存状態が良く、かつ集中的に研究されている「蒸発岩(エバポライト)カルスト」の地形と洞窟群。約600万年前のメッシニアン塩分危機(地中海の干上がりの時期)に形成された、極めて珍しい石膏(ジプサム)や硬石膏の地層からなる。地表のカルスト地形、および地下に広がる100以上の洞窟群で構成され、総延長が11kmを超える洞窟や世界で最も深い石膏洞窟(深さ265m)などを含んでいる。19世紀初頭から始まった近代的な洞窟学(スペレオロジー)の発祥の地でもあり、特異な鉱物組成や極限環境に生きる固有種などの生態学的価値も極めて高い。2023年に世界自然遺産として登録された。

アペニン山脈北部の蒸発カルストと洞窟
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構成資産 / 登録地点
メッサーノ・スピッポ(ガッソーラ・カルスト地域)イタリア共和国 エミリア=ロマーニャ州 ボローニャ県 サン・ラザロ・ディ・サヴェーナ チョッラ大通り
ブリゲッラ採石場とカ・デ・バッサ・洞窟群(モンテ・トンド地域)イタリア共和国 エミリア=ロマーニャ州 ラヴェンナ県 リオーロ・テルメ
オンフェento(ポッツォーロ・カルスト地域)イタリア共和国 エミリア=ロマーニャ州 レッジョ・エミリア県 ヴェストラーノ(ヴィッラ・ミノッツォ近郊)

登録基準

アペニン山脈北部の蒸発カルストと洞窟
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自然遺産

生命進化の記録や、地形形成における重要な進行中の地質学的過程、あるいは重要な地形学的又は自然地理学的特徴といった、地球の歴史の主要な段階を代表する顕著な見本である。