概要
画像提供: -
アゼルバイジャン北部の高地に位置するキナリグ村と、大コーカサス山脈の夏季放牧地、そしてアゼルバイジャン中部の低地にある冬季放牧地を結ぶ全長約200kmの移動ルート「コチ・ヨル(移牧の道)」を含む文化的景観です。キナリグ人は独自の言語と文化を持ち、何世紀にもわたって極限の環境条件下で持続可能な半遊牧生活を維持しており、ルート沿いには古い墓地やモスク、キャンプ地などの歴史的遺構が点在しています。
登録基準
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
伝統的な移動が行われる春(5月下旬〜6月上旬)と秋(9月)が最も適しています。特に春は、羊の群れと共に高地へと向かう遊牧民の活気ある姿を見ることができ、コーカサスの山々が最も美しく輝く時期です。
滞在時間
2〜3日
バクーからキナリグ村までは片道約3〜4時間かかるため、村での滞在やルートの一部散策を含めると、最低でも1泊2日以上の行程が推奨されます。遊牧文化の深部に触れるには、村でのホームステイを伴う数日間の滞在が理想的です。
混雑度
低
秘境とも言える高地に位置しているため、観光客で混雑することは稀です。静寂に包まれた山岳地帯の風景を独占できることが多いですが、村の規模が小さいため、少人数のグループでも存在感が出るほど落ち着いた環境です。
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