ラシード・カラーミー国際見本市

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概要

01文化遺産
UNESCO ID1702

ラシード・カラーミー国際見本市

画像提供:-

20世紀モダニズム建築の巨匠オスカー・ニーマイヤーが1960年代に手がけた、未完の巨大未来都市型見本市会場です。長さ750メートルに及ぶ巨大なブーメラン型のコンクリート屋根や、宙に浮いたような劇場など、当時の進歩的な未来像が形作られています。内戦によって時が止まった未完の白いコンクリート建築の前に立つと、かつての栄華の夢とノスタルジー、そして近代史の哀愁が胸を打ちます。

構成資産 / 登録地点
ラシード・カラーミー国際見本市会場レバノン共和国北部分県トリポリ

危機遺産

現在の状態

Heritage Status

危機遺産

レバノン内戦による建設中断以降、長期の放置とメンテナンス不足により、コンクリート構造物の深刻な劣化が進行しており、さらに国内の経済危機が修復を阻んでいるため。

登録基準

ii
文化遺産

建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。

iv
文化遺産

歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。

トラベル情報

ベストシーズン

日差しを遮る場所が少ないコンクリート主体の広大な空間のため、真夏を避けた春秋が最も心地よく散策できます。近代建築のシャープな陰影と青空の対比が素晴らしく、写真撮影にも最適な光が差し込む季節です。

滞在時間

2〜3時間

あまりにも広大な敷地を歩くため、建築の配置図を頭に入れて回るのが効率的です。ニーマイヤーの代名詞である曲線的なコンクリートドームの内部に佇み、そこに響く独特の残響を味わう、五感を使った建築体験が魅力です。

混雑度

観光地としての整備の途上にあるため、観光客の姿は非常に稀です。地元の人々が夕方に散歩する程度で、まるでSF映画の世界に迷い込んだかのような圧倒的な静寂と孤独感を、静かに噛みしめることができます。

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