概要
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オデーサ歴史地区は、黒海に面したウクライナの港湾都市オデーサ(オデッサ)の中心部に位置する世界文化遺産です。18世紀末、ロシア帝国のエカチェリーナ2世の命によってオスマン帝国の要塞跡に建設され、19世紀には多民族が暮らす自由港(フリーポート)として急速に発展しました。古典主義様式や、イタリア・ルネサンスの影響を受けた壮麗な「オデーサオペラ・バレエ劇場」、映画『戦艦ポチョムキン』で有名な「ポチョムキンの階段」など、西欧の建築トレンドが色濃く反映された美しい近代都市計画の街並みが残されています。
危機遺産
現在の状態
Heritage Status
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻において、歴史地区内の建造物や港湾周辺がミサイルやドローンによる空中攻撃を繰り返し受け、大聖堂や美術館が損壊するなど重大な脅威に晒されているため、2023年に登録と同時に危機遺産に指定されました。
登録基準
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
黒海に面した温和な気候を堪能できる夏の間がベストシーズンです。初夏から初秋にかけては街路樹の緑や美しい近代建築が青空に映え、地中海風の開放的な街歩きを快適に楽しむことができます。
滞在時間
1日〜2日
歴史地区内は徒歩で回りやすく、主要な劇場、並木道、ポチョムキンの階段などは1日で網羅可能です。カベコンブ(地下迷宮)や美術館、文学館などの多様な文化施設をじっくり見学するなら2日間の滞在が理想的です。
混雑度
中〜高
ウクライナ屈指の港湾・観光都市として賑わうエリアです。劇場周辺や中央通り(デリバシフスカヤ通り)は週末や夏季に混雑するため、歴史的建築物のファサードを静かに鑑賞・撮影したい場合は平日の午前中が狙い目です。
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