アッピア街道の詳細記事です。
概要
アッピア街道
古代ローマ帝国が建設した最古かつ最も重要な軍事・商業道路であり、「街道の女王(レジーナ・ヴィアールム)」と称される歴史的インフラ。紀元前312年、財務官アッピウス・クラウディウス・カエクスによってローマからカプアまで敷設され、後に地中海交易の要衝であるブルンディシウム(現ブリンディジ)まで延長、全長約540kmに達した。驚異的な石畳の舗装技術、直線的な設計、橋梁や排水システムの構築など、当時の高度な土木技術の結晶である。街道沿いには数多くの墓碑、カタコンベ、別荘跡などの遺跡群が点在し、古代ローマの拡大と文化的繁栄、精神世界を今に伝える極めて重要な文化的景観として、2024年に世界遺産に登録された。

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構成資産 / 登録地点
アッピア街道州立公園(ローマの起点エリア)イタリア共和国 ラツィオ州 ローマ県 ローマ アッピア・アンティカ通り、42
チェチーリア・メテッラの墓イタリア共和国 ラツィオ州 ローマ県 ローマ アッピア・アンティカ通り、161
サン・カッリストのカタコンベイタリア共和国 ラツィオ州 ローマ県 ローマ アッピア・アンティカ通り、110
登録基準
アッピア街道
iii
文化遺産
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
iv
文化遺産
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
vi
文化遺産
顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。