概要
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地中海で2番目に大きな島であるサルデーニャ島に点在する、新石器時代から青銅器時代初期(紀元前5千年紀〜紀元前3千年紀)にかけて築かれた人工の岩窟墓群。現地語で「妖精の家(ドムス・デ・ジャナス)」と呼ばれる。凝灰岩や石灰岩の岩肌を精巧にくり抜いて作られており、単一の墓から数百の墓が密集する大規模なネクロポリスまで島全土に数千基以上が存在する。内部には当時の住居を模した柱や梁、レリーフ、宗教的な意味を持つ牛の角の彫刻、赤色顔料による装飾が施されているものもあり、文字を持たない先史時代の死生観や建築様式、高度な石工技術を今に伝える貴重な考古学的遺産である。
登録基準
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
サルデーニャ島は典型的な地中海性気候であり、野外の遺跡を巡るには気候が穏やかで緑が美しい春、または暑さが和らぐ秋がベストシーズン。夏の7・8月は非常に日差しが強く、内陸部の遺跡巡りは過酷になる。
滞在時間
1日
島全土に数多くの遺跡が分散しているため、最も規模が大きく保存状態の良いアンゲルー・ルジュやサ・コンカ・エ・サ・フィキなどの主要ネクロポリスに絞っても、移動を含めると丸1日は確保したい。1箇所あたりの見学は1〜2時間程度。
混雑度
低
サルデーニャ島のリゾート地である海岸沿いに比べ、内陸部や郊外に位置する考古学遺跡は、年間を通じて混雑することは稀である。週末や春の遠足シーズンを除けば、静寂の中で先史時代の神秘的な雰囲気を堪能できる。
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