【世界遺産アーカイブ】ドムス・デ・ジャナス

先史時代のサルデーニャ島における葬送の伝統:ドムス・デ・ジャナスの詳細記事です。

概要

先史時代のサルデーニャ島における葬送の伝統:ドムス・デ・ジャナス

地中海で2番目に大きな島であるサルデーニャ島に点在する、新石器時代から青銅器時代初期(紀元前5千年紀〜紀元前3千年紀)にかけて築かれた人工の岩窟墓群。現地語で「妖精の家(ドムス・デ・ジャナス)」と呼ばれる。凝灰岩や石灰岩の岩肌を精巧にくり抜いて作られており、単一の墓から数百の墓が密集する大規模なネクロポリスまで島全土に数千基以上が存在する。内部には当時の住居を模した柱や梁、レリーフ、宗教的な意味を持つ牛の角の彫刻、赤色顔料による装飾が施されているものもあり、文字を持たない先史時代の死生観や建築様式、高度な石工技術を今に伝える貴重な考古学的遺産である。

先史時代のサルデーニャ島における葬送の伝統:ドムス・デ・ジャナス
01
画像提供: -
構成資産 / 登録地点
アンゲルー・ルジュのネクロポリスイタリア共和国 サルデーニャ自治州 サッサリ県 アルゲーロ Iani通り(SP42号線沿い)
サ・ペントゥマのドムス・デ・ジャナス(キアッラモンティ)イタリア共和国 サルデーニャ自治州 サッサリ県 キアッラモンティ
サ・コンカ・エ・サ・フィキのネクロポリスイタリア共和国 サルデーニャ自治州 南サルデーニャ県 セッラルジウス(サン・ススペッリ)

登録基準

先史時代のサルデーニャ島における葬送の伝統:ドムス・デ・ジャナス
ii
文化遺産

建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。

iii
文化遺産

現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

iv
文化遺産

歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。