概要
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イタリア・トスカナ地方に点在する、14世紀から17世紀にかけてメディチ家が建設した12の別荘と2つの庭園から構成される世界遺産です。これらの建築群は、メディチ家が誇った圧倒的な経済力と権力を象徴するだけでなく、自然と調和した革新的なルネサンス建築の様式を現代に伝えています。従来の農業用の荘園とは異なり、保養や学術的追求、芸術の保護といった人間主義的なライフスタイルを具現化した場であり、近代におけるリゾートや別荘文化の先駆けとなりました。また、ボボリ庭園をはじめとする美しい庭園は、イタリア式庭園の最高峰としてその後のヨーロッパの造園術に決定的な影響を与えました。
登録基準
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
気候が穏やかな春と秋が最適です。特に5月頃は庭園の草木が青々と茂り、花々が咲き誇るため、メディチ家の洗練された造園美を最大限に楽しむことができます。夏は日差しが強く大変暑くなります。
滞在時間
1日〜2日
フィレンツェ市内のボボリ庭園やカレッジの別荘だけであれば各2〜3時間で観光可能ですが、郊外に点在する複数の別荘を車や公共交通機関で巡る場合は、移動時間を含めて丸1日から2日ほど必要となります。
混雑度
中
フィレンツェ中心部にあるボボリ庭園は年間を通じて多くの観光客で賑わいますが、トスカナ郊外に点在する別荘群は比較的観光客が少なく、メディチ家が愛した静穏な空気感をゆったりと堪能できます。
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