概要
古代都市シーギリヤは、スリランカの中部州マータレー県に位置する5世紀の要塞都市遺跡です。 標高約370m、周囲の平原から約200mの高さにそびえ立つ巨大な一枚岩「シーギリヤ・ロック」の山頂に王宮が築かれました。 父王を殺害して王位を簒奪したカッサパ1世が、異母弟からの報復を恐れて遷都し、わずか18年間のみ首都として機能しました。 岩山の中腹にある巨大なライオンの足の形をした城門(ライオン・ゲート)や、鮮やかな色彩が残る美女のフレスコ画「シーギリヤ・レディ」、高度な水利技術を示す庭園群など、芸術と建築技術が融合した傑作として知られています。 カッサパ1世の没後は再び仏教寺院に戻り、14世紀以降に放棄されましたが、19世紀にイギリス人によって再発見されました。
登録基準
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
スリランカの文化三角地帯に位置するシーギリヤは、1月から3月にかけての時期が乾季にあたり、天候が安定しているため最もおすすめの訪問時期です。雨が少なく、岩山を登る際も足元が滑りにくく安全に観光できます。
滞在時間
3〜4時間
広大な王宮庭園の散策から始まり、シーギリヤ・レディの鑑賞、そして約1,200段の急な階段を登って岩山の山頂遺跡まで往復するのに、一般的には3時間から4時間程度の滞在時間が必要となります。
混雑度
高
世界的な観光地であるため、特に午前9時頃から午後にかけてはツアー団体客で非常に混雑します。急斜面の階段で渋滞が発生することもあるため、混雑と日中の猛暑を避けるには早朝5時の開門直後の訪問が推奨されます。
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