概要
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インド中部マディヤ・プラデーシュ州に位置するカジュラーホの建造物群は、10世紀から12世紀にかけてこの地を支配したチャンデーラ朝の王たちによって建立されたヒンドゥー教およびジャイナ教の寺院群です。かつては85基以上あったとされる寺院のうち、現在は約25基が残されています。最大の特徴は、寺院の外壁を埋め尽くす「ミトゥナ像(男女交合像)」をはじめとする精緻で躍動感あふれる彫刻群です。これらは単なる官能表現ではなく、当時の宗教観や生殖、豊穣、神仏への帰依を具現化した芸術の最高傑作と評価されています。インド・アーリア様式の建築美と卓越した彫刻技術が融合した世界的な文化遺産です。
登録基準
人間の創造的才能を表す傑作である。
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
カジュラーホのベストシーズンは、比較的涼しく過ごしやすい10月から2月頃の乾期です。3月以降は急激に気温が上昇し、45度を超える酷暑となるため屋外の遺跡巡りは非常に厳しくなります。また、7月〜9月はモンスーンによる雨期にあたります。
滞在時間
半日〜1日
最大の見どころであるカンダリヤ・マハーデーヴァ寺院を含む「西グループ」をじっくり回るだけで3〜4時間は必要です。東グループや南グループの寺院も合わせて網羅し、夕暮れのライトアップまで楽しむ場合は、丸1日を確保するのが最適です。
混雑度
中
インド中部の主要観光地であるため国内外からの観光客が訪れますが、大都市から離れていることもあり、タージ・マハルほどの極端な大混雑にはなりにくいです。特に西グループの主要寺院は日中に賑わうため、落ち着いて鑑賞したい場合は朝一番の訪問がおすすめです。
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