概要
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インドのマハラシュトラ州(旧オーランガーバード近郊)にある、玄武岩の岩壁をくり抜いて造られた34の石窟からなる巨大な岩窟寺院群。6世紀から10世紀にかけて、仏教(第1〜12窟)、ヒンドゥー教(第13〜29窟)、ジャイナ教(第30〜34窟)の3つの宗教の施設が数キロメートルにわたり並んで開削された。単一の岩を上部から削り出して造られた第16窟のカイラーサナータ(カイラーサ)寺院は、彫刻技術と建築技術の最高峰として世界的に有名であり、古代インドにおける宗教的寛容の精神を象徴する遺跡である。
登録基準
人間の創造的才能を表す傑作である。
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
北インドの冬にあたる時期は気候が温暖で乾燥しており、もっとも快適に見学できる。夏の4月〜5月は極めて酷暑となり、6月〜9月はモンスーンによる大雨に見舞われるため避けた方が無難である。
滞在時間
4〜6時間
34の石窟が約2キロメートルにわたって並んでいるため、徒歩での移動を含めて入念に見るには半日以上が必要である。特に中心となる巨大なカイラーサナータ寺院だけでも1〜2時間は確保しておきたい。
混雑度
中〜高
国内外から多くの観光客や巡礼者が訪れるため、特に週末やインドの祝祭日は非常に混雑する。ゆっくり見学したい場合は、平日の朝一番(日の出直後)に訪問するのが最適である。火曜日は休館となるため注意。
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