概要
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ハトラ(アル・ハドル)は、イラク北部、ニネヴェ省に位置する古代の城塞都市遺跡です。紀元前3世紀から2世紀頃にセレウコス朝の影響下で発展し、その後に誕生したパルティア王国の独立した宗教・商業の中心地(ハトラ王国)として全盛期を迎えました。円形の堅固な二重の城壁に囲まれており、ローマ帝国の度重なる猛攻を退けたことで知られています。太陽神シャマシュをはじめ、ギリシャ・ローマ、メソポタミア、アラビアの神々が融合した独特の宗教建築(ハトラ彫刻や大神殿)が残されており、アラブ系民族による最初の王国としての高い文化的価値を有しています。
危機遺産
現在の状態
Heritage Status
登録基準
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
夏季は気温が40度から50度近くまで上昇し非常に酷暑となるため、観光には適していません。比較的涼しく過ごしやすい冬季(11月から3月頃)が、遺跡を快適に見学できるおすすめのシーズンです。
滞在時間
2〜3時間
広大な敷地に見事な大神殿群や城壁、彫刻が点在しています。主要な中央神殿エリアを中心に、精巧な石造建築やレリーフをじっくりと見て回るには、少なくとも2時間から3時間程度の滞在が推奨されます。
混雑度
低
近年の治安情勢やアクセス難、また観光インフラが完全に復旧していない影響もあり、一般的な観光客の訪問は非常に少なく、混雑することはほぼありません。静かに遺跡と向き合うことができます。
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