バット、アル=フトゥム、アル=アインの考古遺跡群

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概要

01文化遺産
UNESCO ID434

バット、アル=フトゥム、アル=アインの考古遺跡群

画像提供:-

オマーン北西部の内陸に位置する、紀元前3000年紀(ブロンズ時代)の広大な考古遺跡群です。象徴的な「蜂の巣型の石墓」や大規模な塔状の建造物が残されており、当時の高度な建築技術や埋葬文化を今に伝えています。古代東アラビアの「マガン」と呼ばれた地域における、銅の交易ネットワークの繁栄を示す極めて重要な遺産です。荒涼とした岩砂漠のなかに佇む、突故として現れる数千年前の石積みの墓群を前にすると、まるで時間が止まったかのような圧倒的な荒涼美と歴史の神秘を肌で感じることができます。

構成資産 / 登録地点
バット遺跡オマーン、ザーヒラ地方イブリ
アル=フトゥム遺跡オマーン、ザーヒラ地方イブリ
アル=アイン遺跡オマーン、ザーヒラ地方イブリ

登録基準

iii
文化遺産

現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

iv
文化遺産

歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。

トラベル情報

ベストシーズン

夏季は気温が45度を超える酷暑となるため、最高気温が25度から30度前後に落ち着く冬季が最適な訪問時期です。澄み切った青空のもとで砂漠気候の乾いた風を感じながら、快適に遺跡を散策することができます。日没時には、夕日が石墓を黄金色に染め上げる劇的な情景を楽しめますが、日暮れ後は急激に冷え込むため上着を用意しておくと重宝します。

滞在時間

2〜3時間

バット、アル=フトゥム、アル=アインの3つのエリアは離れているため、最も保存状態が良いアル=アインの墓群を中心に回るのが効率的です。遮るもののない広大な荒野を歩き、数千年前に組まれた石の感触を確かめながら、古代の交易民の暮らしに思いを馳せる贅沢な時間を味わえます。公共交通機関がないため、四輪駆動のレンタカーを手配するか、マスカットからの日帰りツアーを利用するのが確実です。

混雑度

観光地化がほとんどされておらず、訪れる旅行者は非常に稀で、いつ訪れても静寂に包まれています。週末や平日にかかわらず混雑とは無縁であり、広大な大自然と遺跡を完全に独り占めできる贅沢な旅情を堪能できます。管理人や売店が現地にいないことも多いため、水や日よけ対策を万全にし、周囲の自然の音だけに耳を澄ませる特別な時間を過ごしてください。

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