サーンチーの仏教建造物群

概要

01文化遺産
UNESCO ID524

サーンチーの仏教建造物群

画像提供: -

インド中央部マディヤ・プラデーシュ州のサーンチーにある仏教建造物群は、紀元前3世紀にムガル帝国の祖とも言えるマウリヤ朝のアショーカ王によって創設された、インド最古の現存する仏教聖地遺構です。特に「第1ストゥーパ(大塔)」は、仏陀の遺骨(仏舎利)を納めたドーム状の半球体(覆鉢)を、精巧なレリーフで埋め尽くされた4つの城門(トーラナ)が囲む形をしており、日本の鳥居のルーツとも言われています。初期仏教美術および建築の発展を示す最高峰の遺産です。

構成資産 / 登録地点
サーンチーの大ストゥーパ(第1大塔)インド マディヤ・プラデーシュ州 ライセン地区 サーンチー
サーンチー考古博物館インド マディヤ・プラデーシュ州 ライセン地区 サーンチー遺跡敷地内

登録基準

i
文化遺産

人間の創造的才能を表す傑作である。

ii
文化遺産

建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。

iii
文化遺産

現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

iv
文化遺産

歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。

vi
文化遺産

顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。

トラベル情報

ベストシーズン

マディヤ・プラデーシュ州の涼しく乾燥した冬にあたる10月から3月が最も快適です。4月以降は40度を超える酷暑となり、6月から9月はモンスーンの激しい雨が降るため、日差しを遮る場所がない広大な屋外遺跡の観光には適していません。

滞在時間

2〜3時間

中心となる第1ストゥーパの4つのトーラナ(城門)に彫られた仏伝図などの精巧なレリーフを1つずつじっくり鑑賞し、周辺の第2・第3ストゥーパやアショーカ王の石柱、併設の考古博物館まで合わせて見学する場合は2時間から3時間ほど必要です。

混雑度

低〜中

州都ボーパールから離れた静かな丘の上に位置しているため、平日は観光客が少なく非常に落ち着いた雰囲気で鑑賞できます。ただし、週末や仏教の重要な祝祭日の時期には、インド国内の巡礼者や団体旅行客でやや賑わいます。

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