概要
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ウクライナの首都キーウに位置するこの遺産は、11世紀に東スラブのキエフ・ルーシ(キエフ大公国)によって建てられた「聖ソフィア大聖堂」と、11世紀半ばに創設されたロシア正教会のモニュメントである「キーウ・ペチェールシク大修道院」から構成されています。聖ソフィア大聖堂はコンスタンティノープル(現イスタンブール)の聖ソフィア大聖堂に対抗して建てられ、内部の見事なモザイクやフレスコ画が特徴です。一方のペチェールシク大修道院は、広大な敷地地下に修道士のミイラが安置された迷路のような洞窟(ペチェーラ)を持つことで知られ、東欧のキリスト教信仰の中心地として栄えました。
危機遺産
現在の状態
Heritage Status
ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴い、ミサイルやドローンによる爆撃の脅威に晒され続けており、歴史的建造物や地下構造物の損壊リスクが非常に高まっているため、2023年に危機遺産に指定されました。
登録基準
人間の創造的才能を表す傑作である。
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
ウクライナの夏は気候が温暖で、大聖堂や修道院の黄金のドームが青空に最も美しく映える時期です。冬は積雪が多く非常に寒いため、快適に屋外の広大な敷地を散策できる初夏から初秋の訪問が適しています。
滞在時間
4〜6時間
聖ソフィア大聖堂とキーウ・ペチェールシク大修道院は少し離れているため、移動時間を含めてそれぞれ2〜3時間、計4〜6時間ほど確保すると、大聖堂のモザイク画や修道院の地下洞窟をじっくり見学できます。
混雑度
中〜高
ウクライナを代表する歴史的聖地であり、国内外からの巡礼者や観光客で日常的に賑わいます。特に宗教的な祝祭日や週末は非常に混雑するため、静かに見学したい場合は平日の午前中の訪問がおすすめです。
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