マッコーリー島

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概要

01自然遺産
UNESCO ID629

マッコーリー島

画像提供:-

マッコーリー島は、オーストラリアのタスマニア州に属し、南極大陸とタスマニア島の中間に位置する、南氷洋にぽつんと浮かぶ孤島です。地球上で唯一、地殻の下にある「マントル」が地殻変動によって海面上に押し上げられて形成されたという、地質学的に極めて特異な価値を持っています。島内は、世界で唯一ここでしか繁殖しないロイヤルペンギンをはじめ、キングペンギンやミナミゾウアザラシなどの巨大な野生動物の群落によって埋め尽くされています。吹き荒れる強風と荒波の先に、見渡す限りのペンギンで覆われた黒い火山岩の海岸線を眺めれば、人間を寄せ付けない地球本来の圧倒的な生命の力強さに言葉を失うでしょう。

構成資産 / 登録地点
マッコーリー島オーストラリア タスマニア州 マッコーリーアイランド
アナ・ベイ(ロイヤルペンギン繁殖地)オーストラリア タスマニア州 マッコーリーアイランド東岸

登録基準

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自然遺産

最上級の自然現象、又は、類まれな自然美・美的価値を有する地域を包含する。

viii
自然遺産

生命進化の記録や、地形形成における重要な進行中の地質学的過程、あるいは重要な地形学的又は自然地理学的特徴といった、地球の歴史の主要な段階を代表する顕著な見本である。

トラベル情報

ベストシーズン

亜南極気候に属するため通年で極めて寒冷ですが、南半球の夏にあたるこの時期は比較的気温が上がり、島を囲む海氷が解けるため接近の可能性が高まります。海岸線では、何万羽ものペンギンが雛を育て、ゾウアザラシが激しくぶつかり合う、短い夏に凝縮された圧倒的な命の営みを間近で観察できます。一般の定期便は存在せず、ニュージーランドやオーストラリアから出航する高額な「亜南極クルーズ」に参加するしか手段がないため、1年以上前からの予約が必須となります。

滞在時間

1日

環境保護のため一般客の上陸は厳しく制限されており、クルーズ船の乗客としてゾディアックボート(ゴムボート)でのクルージングや、許可されたエリアへの一時的な上陸が基本となるため、滞在は実質数時間から1日程度となります。効率よく観光するのではなく、絶え間なく響く野生動物の咆哮と吹き付ける風を感じながら、地球の果ての未踏の大自然に身を置く奇跡の瞬間を胸に刻み込むための時間です。

混雑度

年間を通じて訪れることができるのは、限られたエコツーリズムのクルーズ客と研究者のみであり、混雑とは完全に無縁の世界です。世界で最も孤立したエリアの一つであり、観光客の喧騒を一切感じることなく、手付かずの絶景と旅情を完全に独占することができます。上陸時は、外来種の種子や病原菌を持ち込まないよう、衣服や装備の厳重な洗浄(バイオセキュリティ検査)が求められることを知っておくと役立ちます。

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