アラビアオリックスの保護区

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概要

画像提供:-

オマーン中部の広大な内陸砂漠に位置する、アラビアオリックスをはじめとする稀少動植物の保護区です。アラビア海から流れ込む湿った夜霧が独特の生態系を育み、かつて野生絶滅したアラビアオリックスの再導入に成功した地として知られます。1994年に世界遺産(自然遺産)に登録されたものの、その後の密猟や油田開発に伴う大幅な区域削減を理由に、2007年に世界遺産史上初となる登録抹消となりました。果てしなく続く地平線と風が描く砂の紋様の中、白く美しい『砂漠の妖精』が力強く生き抜く過酷な大自然の情景が広がっています。

構成資産 / 登録地点
アル・ウスタ野生生物保護区(旧アラビアオリックスの保護区)オマーン、アル・ウスタ行政区、ドゥクム近郊ジダッド・アル・ハラシース平原

登録基準

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自然遺産

学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する絶滅のおそれのある種の生息地など、生物多様性の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。

トラベル情報

ベストシーズン

夏季は気温が40度を優に超える極限の環境となるため、比較的過ごしやすくなる冬季が最適な訪問時期です。この時期は夜間から早朝にかけてアラビア海からの霧が平原を包み込み、神秘的な朝もやの中にオリックスの白いシルエットが浮かび上がる幻想的な景観を体験できます。砂漠の冬は夜間に急激に冷え込むため、厚手の防寒着を1着用意しておくと夜間の星空観察時などに非常に重宝します。

滞在時間

1日〜2日

広大な砂漠平原の中に野生動物が点在しているため、四輪駆動車でのガイドツアーを利用して丸1日から2日をかけてじっくりと探索する時間となります。ただ動物を探すだけでなく、遮るもののない広大な砂漠の真ん中で静寂に耳を澄まし、過酷な大地に生きる生命の息吹と自然の威厳を肌で味わうのがこの場所での贅沢な過ごし方です。移動に多くの時間を要するため、拠点となる町からの往復を含めた余裕のある行程を組むのが賢明です。

混雑度

オマーンの主要都市から遠く離れた内陸部の砂漠地帯に位置しているため、観光客の数は非常に少なく、混雑とは無縁の静寂が保たれています。遮るもののない広大な大地を独占するような、本格的なサファリと冒険の旅情を心ゆくまで満喫することができます。現地へのアクセスや野生動物の生息エリアの特定は困難を極めるため、事前にマスカットなどの都市で信頼できる現地ガイドと四輪駆動車を手配しておくことが必須の助言です。

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