概要
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イタリア南部バジリカータ州のマテーラにある、旧石器時代から人が住み着いていたとされる世界屈指の歴史を持つ洞窟住居(サッシ)群。グラヴィーナ渓谷の斜面に凝灰岩を掘って作られた何層もの住居や、130を超える岩窟教会が密集している。自然の地形を巧みに利用した高度な集水・貯水システムを備え、地中海地域における伝統的居住形態の最も傑出した例として評価されている。20世紀半ばには衛生環境の悪化から「イタリアの恥」とまで呼ばれ住民が強制移住させられたが、その後の修復と文化遺産としての再評価により、独自の歴史的景観が見事に蘇った。
登録基準
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。
あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)
トラベル情報
ベストシーズン
各月を上旬・中旬・下旬の3分割で表示
日差しが穏やかで、アップダウンの激しい石畳の坂道や階段を快適に散策できる春と秋がベストシーズン。夏の7・8月は日遮るものが遮る場所が少なく非常に暑くなり、冬は凍てつく風が吹くため避けるのが無難。
滞在時間
1日
主要なサッシ・バザリョやサッシ・カヴェオーソ、岩窟教会を巡るだけであれば5〜6時間で回れるが、夕暮れ時から夜にかけてライトアップされた幻想的な景観は圧巻。ぜひ1泊して夜の散策も楽しみたい。
混雑度
中〜高
近年、映画のロケ地(007シリーズなど)や欧州文化首都に選ばれたことで世界的な人気が急上昇している。日中は日帰りツアー客で賑わうが、迷宮のような路地が多いため、少し奥に入れば静寂を楽しめる。
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